オリ金子、やっとキャンプ初ブルペン
「オリックス春季キャンプ」(12日、宮古島)
金子千尋投手(30)が、今キャンプで初めてブルペン入りした。ソフトバンクからFA移籍した山崎勝相手にシュート、チェンジアップなど変化球を交えて33球を投げた。
昨年のキャンプは、初日からのオーバーペースがたたり、中盤で右肘を痛めて、ぶっつけ本番で開幕を迎えた。だからこそ今年は「けがなくシーズンを通していける投球を目指したいので」と、体づくりを優先させてきた。そしてようやく投球練習解禁。「もっと早く(ブルペンに)入ろうと思えば入れたけど…。初めてにしては良かったんじゃないですか?」と手応えを口にした。
見守った森脇監督は「彼は開幕から逆算して仕上げてくれればいい」ときっぱり。2年連続の開幕投手をほのめかした。