Gドラ1小林、強肩&二塁打でアピール
「練習試合、巨人3‐2LG」(20日、那覇)
巨人のドラフト1位・小林誠司捕手(24)=日本生命=が韓国・LGとの練習試合に「9番・捕手」でスタメン出場し、攻守で輝きを放った。
いきなり自慢の鉄砲肩を披露した。一回に二盗を狙った走者を矢のような送球で刺した。「普段通り落ち着いてできた。(肩は)持ち味なので」と涼しい顔。だが偵察したヤクルト・衣川スコアラーは「肩だけなら球界トップクラス」と警戒した。
守備だけではない。打撃でも三回に左に二塁打を放ち、これが“プロ初長打”。「次につなげていきたい」と慢心することもない。
正捕手に阿部、2番手捕手候補に実松もいるため競争は激しい。だがイケメン新人は、猛アピールして開幕1軍をたぐり寄せる。