西武・岸がエースの貫禄!2回無安打
「西武紅白戦、白組6‐2紅組」(20日、南郷)
岸孝之投手(29)が、チーム今季初実戦となる紅白戦に先発し、2回を無安打無失点と貫禄の投球を見せた。2年連続2度目の開幕投手が内定している右腕は「球自体はよかったし、投げた感覚も悪くなかった」とうなずいた。
直球は最速142キロをマークし、得意のカーブもさえた。だが、岸は貪欲だった。二回2死から森本に与えた四球を「2死からの四球がよくない」と反省した。
昨季リーグワーストタイの17本塁打を浴びた。その反省から、今年は制球力向上をテーマに掲げる。「ミスが許されない場面もある」。だからこそ不用意な四球が不満だった。
それでも伊原監督は投球内容を高く評価。「西武のエースだから」と信頼を口にした。