栗山監督、3回1失点の大谷にダメ出し
「オープン戦、日本ハム7‐1ロッテ」(22日、名護)
日本ハム・大谷が栗山監督からダメ出しを受けた。3回を4安打1失点の結果にも「いろんな面でダメだったね」とバッサリと切られた。
オープン戦初戦の先発を任された19歳は、どうにか試合をつくった。最速149キロの直球に習得中の高速カーブを交えて、二回まで無失点。しかし三回。先頭のルーキー吉田に右中間席へ運ばれるなど、この回3安打を浴びた。
大谷は「全体的に悪くなかった。押せていけたのがよかった」と振り返ったが、栗山監督は「手応えは誰でも感じる。カウントに困った時の投球とかまだ課題がある」と手厳しい。空振りをなかなか奪えず三振は0。キャンプ初日から連発していた「バカヤロー」こそ胸の中にしまったが、不満をあらわにした。
精彩を欠く内容に、首脳陣は二刀流の調整法の練り直しを決めた。次回登板は3月1日の広島戦。次こそ首脳陣を見返す投球で、開幕ローテ入りに一歩でも近づきたい。