開幕最有力G内海が3・9阪神戦登板へ
「巨人春季キャンプ」(24日、那覇)
開幕投手候補の巨人・内海哲也投手(31)と菅野智之投手(24)が、3月9日のオープン戦・阪神戦(甲子園)で登板する可能性があることが24日、明らかになった。川口投手総合コーチが「そうだね。先の話は分からないけど(可能性は)あるよ」と示唆した。
これも余裕の表れだろう。3月28日・開幕戦(東京ドーム)の相手も宿敵の虎。通常、開幕カードの先発候補をオープン戦の直接対決で投げさせるケースは少ないが、戦力が充実している巨人にその必要はない。あくまでも、選手の調整と開幕を見据えたローテの順番を最優先する方針だ。
開幕投手最有力候補の内海は、22日のオープン戦・DeNA戦に先発したが、2回8失点と炎上。同じく開幕投手候補の菅野も22日に2番手で登板し、2回2失点だった。
修正を期す両投手は、3月1日か2日のオープン戦・ヤクルト戦で次回登板を予定する。その後、最低でも中6日の登板間隔を空けて、9日の阪神戦でマウンドに上がるプランが温められている。
原監督は、1月に開幕投手について「(決まるのは)3月15日すぎだと思う」との方針を示した。甲子園での“伝統の一戦”で、開幕投手争いも決着するかもしれない。