ロッテ新人アジャ井上 打率5割キープ
「練習試合、ヤクルト11-3ロッテ」(25日、西都)
期待を裏切らないルーキーだ。“アジャ”ことロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が25日、練習試合・ヤクルト戦(西都)に「5番・一塁」でスタメン出場し、4打数2安打。紅白戦を含む実戦計7試合で24打数12安打、打率・500と、開幕スタメンへ向け猛アピールが続いている。
広角に打ち分けた。二回は赤川の甘く入った直球を捉え、右中間に痛烈な二塁打。六回は古野のフォークを拾い、左前に運んだ。井上は「ここのところ、ファーストストライクを振れていなかったのが反省点。打てたといえば打てましたね」と会心の汗をぬぐった。
開幕スタメンへ、ブラゼルらと指名打者の枠を争う。伊東監督は「ガンガン打つヤツを優先していきたい」とゲキを飛ばした。
試合中には一塁塁上で、同じアジャ・コング似として知られるバレンティンと初接触した。「デカかったし、打撃もスゴかった。刺激的ないい1日になりました」と井上。本塁打キングから、新たなパワーをチャージしていた。