G大竹KANで天敵バレにも勝つ~♪
広島からFA移籍した巨人・大竹寛投手(30)が28日、川崎市のジャイアンツ球場で調整後、自身の登場曲にKANの『愛は勝つ』を使用することを明かした。
軽快なメロディーに乗って右腕が、マウンドにさっそうと上がる。3月1日のヤクルトとのオープン戦で先発登板し、本拠地デビューを果たす。登場する際に、90年代の大ヒット曲『愛は勝つ』をセレクトした。
理由はシンプル。歌手のKANと自身の名前の寛(かん)が同じだから。「恥ずかしいんですけど…。カープの時から1回やってみたかった。試したかったんです」とはにかんだ。
温厚な右腕だがマウンドで遠慮はしない。天敵にも“勝つ”つもりだ。1日に対戦するバレンティンには昨季、55号を打たれるなど4本塁打を浴びた。オープン戦とはいえ「簡単に打たれるといいイメージしか与えない。意地でも抑えたい」と誓った。
新天地でも何も心配はない。G党を喜ばせるために“勝つ”だけだ。