楽天・松井裕はマー君以上!講師大絶賛
プロ野球の新人研修会が3日、都内で開かれ、楽天のドラフト1位・松井裕樹投手(18)=桐光学園=や、広島の同1位・大瀬良大地投手(22)=九州共立大=ら91選手が参加した。元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘氏(78)が講師を務めた「話し方、インタビューへの対応」や、元ソフトバンクの斉藤和巳氏(36)の講義を聞いた。
楽天・松井裕が、インタビューの講義で、現ヤンキース・田中以上の高い評価を受けた。
毎年、注目新人が壇上で指導を受ける「話し方、インタビューへの対応」の講義。今年は松井裕と、広島・大瀬良、巨人・小林、西武・森の、ドラフト1位4人が登壇し、講師を務めた深沢氏のインタビューに答えた。
最初に受け答えした松井裕に、深沢氏は「文句ない。表情も明るい」とべた褒め。あえて「しゃべりが早い。口の開きが小さい」と指摘したが、総じて合格点。「明るい目がいい。あれは(女性に)もてる」と、しゃべり以外のことでも絶賛した。
深沢氏は、松井裕以外の3人も高く評価。「ここ8、9年で一番しっかりしていた」と総括した。「田中投手、(日本ハムの)中田選手は(新人研修の時の受け答えは)最低の方だったけど、あっという間にいい方向に行った。経験だね」と、さらに成長することを期待した。
研修会を終えた松井裕は「話すのが早いと言われたので、これから注意してやっていきたい」と苦笑いを浮かべた。それでも、田中以上の評価を受けたことに「認めてもらえたのはいいこと。続けていければ」と前向きだった。