ロッテ成瀬、阪神戦は本番モード
5年連続で開幕投手を務めるロッテ・成瀬善久投手(28)が6日、先発予定の7日の阪神戦でシーズンを想定した“完投ペース”で臨むことを明かした。甲子園で調整練習を行った左腕は「予定の4回を60球以内」と定め、本番モードで虎退治する。
昨季はリーグワーストのチーム3完投で、自身もわずか1。エースとして完投増を目標のひとつに位置づけている。前回登板の練習試合・楽天戦では2回で38球を費やしており「ああいうことをしていたら完投はできない。できるだけ、勝負できるカウントでは一発で決められるようにしたい」と、雪のちらつく聖地で熱く誓った。
28日の開幕戦・ソフトバンク戦に向けた予行演習へ、主力を並べる虎打線を格好の餌食とする。