大谷あるぞ“二刀流”で宿敵藤浪と対決
日本ハム・大谷翔平投手(19)が6日、先発する8日のオープン戦・阪神戦(甲子園)に向けて、戦闘モードに突入した。甲子園や阪神先発予定の藤浪への意識を聞かれたが「特にないです。対バッターで試したい」と多くを語らず。緊張感を高め、新千歳空港から大阪へ飛び立った。
自分の世界に閉じこもった。プロ入り後は初登板となる聖地のマウンドで、しかも、投げ合う相手は高校時代からのライバルである藤浪。だが、藤浪との連絡も「していません」と即答。先発ローテをかけた一戦でもあり、ライバルとの話題はあえて封印した。
栗山監督は「絶対に答えたくないんだろうね」と苦笑い。19歳の心中を察した上で「オレは楽しみ。どれくらい進化しているのか、翔平の進むべき道を確認したい」と話した。
さらに、指揮官は「おれは考えてるよ。藤浪との対決、見たいよね」と、打席にも立たせるプランを披露。7日に最終結論を下すが、大谷の“二刀流”が、甲子園で実現する可能性も出てきた。