オリ東野、開幕ローテ入りつないだ
「オープン戦、オリックス4-3ヤクルト」(6日、京セラ)
実戦初先発のオリックス・東野が3回2安打1失点、3奪三振で開幕ローテへ前進した。初回、山田と上田を連続空振り三振。バレンティンには低めの直球をバックスクリーンへ本塁打されたが、すぐに立て直しミレッジを左飛に打ち取った。
球速は144キロをマーク。「バレンティンの初球にカーブでカウントを取れた」と緩急に手応えを感じ取った。
先発予定だった金子がインフルエンザで離脱し、巡ってきたチャンス。「自分は当落線上。内容より結果を求めた」と決意を胸に臨んでいた。
巨人から移籍1年目の昨年は1勝に終わり、復活にかけている。「先発をやってきた意地はあるが、2軍で先発しても意味ない。1軍で投げるのがプロ」と必死さをにじませた。