De筒香手応え“脱力打法”3二塁打
「オープン戦、DeNA6-9西武」(8日、横浜)
脱力打法で開眼だ。DeNA・筒香が左方向に3二塁打を放ち、3安打2打点。「リラックスして打席に入って、打つ瞬間に100%の力を出すように心がけている」。脱力して体の正面近くにバットを置く自然体の構えから、インパクトの瞬間だけ、爆発的な力を伝える新打法で結果を残した。
出場全試合で5番に座る。4番打者の後の適時二塁打2本にも、中畑監督は「1本でも引っ張った打球があれば」と手厳しい。それも期待の裏返し。「このまま満足してほしくない。それだけの可能性がある」と目を細めた。
「自分の中で強い思いがある」という覚悟で臨む。「クリーンアップにこだわりはある。その前に、レフトのレギュラーを必死に取りに行く」。勝負の年。結果を出す。