ロッテ新人アジャ井上“首位打者”堅持
「オープン戦、ロッテ3‐6ソフトバンク」(8日、QVC)
初めて迎える本拠地で、マルチ安打デビューだ。“アジャ”こと、ロッテのドラフト5位・井上(日本生命)が、4打数2安打。打率・524で、オープン戦打率トップをキープした。
「過剰には意識しないですが、数字が自信にはなってます」。第1、第2打席ともに帆足のチェンジアップを中前にはじき返し本拠地のファンの前で自慢の打撃を披露。「これから投手の方もだんだん仕上がってくるので、どんどん振っていきたい」と頼もしかった。
課題は速球派右腕。この試合でもバットを指1本ほど短く持って打席に立ったが、大場、五十嵐の前に凡退した。開幕1軍は、ほぼ手中に収めている。スタメンを勝ち取るには、苦手克服が不可欠だ。