済美・安楽「打」で魅せた 投はまだ…

 「練習試合、済美6‐6丸亀城西、済美6‐1高槻北」(8日、丸亀城西)

 高校野球の対外試合が8日、解禁となった。昨年センバツ準優勝の済美は香川でダブルヘッダーを行い、今秋ドラフトの目玉・安楽智大投手(2年)が2試合とも「4番・一塁」で出場し6打数3安打2打点。登板はなかった。

 済美の安楽が、今年の対外試合初戦で、まずバットで存在感をみせた。練習試合ダブルヘッダーに2試合とも「4番・一塁」で出場。丸亀城西戦の初回に先制の左前適時打を放つと、九回には追撃の左翼線適時二塁打。高槻北戦でも、左中間へ二塁打を放った。

 「課題もたくさん見つかったけど、久々の試合。夏までに克服できるようにやりたい」。打撃だけでなく、主将として「的確にチームを見られている」と手応えもある。

 一方で、投手としては、昨秋痛めた右肘に違和感が残る。捕手を座らせた投球練習も再開していない。「まだ怖がっているかな。自分も待っている」と上甲正典監督(66)。実戦登板のメドは立っていないが、この日も捕手を立たせて約30球を投げた安楽は「完璧につくり上げてから、練習試合に投げられたら」と、焦りを封印した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス