中畑監督、番長にもノルマ…競争し烈
DeNAの中畑清監督(60)は10日、三浦大輔投手(40)にノルマを課した。11日の教育リーグ巨人戦(ジャイアンツ)に先発するが「5回3失点なら(先発ローテ外しも)考える。2失点なら内容を見る」と話した。
チーム内競争という原理。“ハマの番長”も例外ではなかった。「当確?まだ。本人もそう思っているんじゃない?」と強調した。
先発枠、6。このうち「久保とモスコーソは合格。1年戦うことを考えたら三嶋と井納は外せない。加賀は一番結果を残している」と5人の名前を列挙。残り1枠を三浦、尚成、藤井、加賀美、新人の三上(JX‐ENEOS)で争う図式だ。
11日の阪神戦(甲子園)で登板予定の尚成には「続けて結果を出してもらわないと。2失点くらいに抑えてくれれば」と言う。尚成も「監督が言うなら結果を求めないと」と気を引き締めた。
「16日までに(6人を)決めないと間に合わない」と残されたテスト期間はわずか。昨季とは真逆の、今のところ投手王国。残り数日で決断をする。