ハム大谷連続タイムリー!打率・462
「オープン戦、日本ハム8-0西武」(12日、札幌ド)
練習量は少なくても、非凡な打撃センスで打つ。8日の阪神とのオープン戦(甲子園)に先発登板し、5回1失点で勝利投手になった日本ハム・大谷。4日ぶりの試合出場は「3番・指名打者」だったが、2打席連続適時打でスタンドを沸かせた。
第1打席からバットが火を噴いた。一回、先制し、なお無死二塁。野上の初球スライダーを振り抜くと、打球は右中間を真っ二つ。適時三塁打に「いい感じでいけたと思います」と振り返った。第2打席も快音を響かせた。二回1死二、三塁。今度は高めのスライダーをコンパクトに中前へはじき返す2点適時打だ。
今年は投手に重点を置いて練習してきた。打撃練習に割く時間は多くはないが、それでも結果を残している。野手として出場したオープン戦3試合は全て複数安打をマーク。13打数6安打、打率・462、1本塁打、6打点と堂々たる成績だ。
栗山監督は「翔平らしかったね」と、当然と言わんばかり。今年の二刀流は、さらに磨きがかかっている。