日本ハム大谷ノリノリOP戦全マルチ
「オープン戦、日本ハム1‐0西武」(13日、札幌ド)
二刀流・大谷のバットが止まらない。12日に続き「3番・指名打者」で出場し2打席連続安打。これでオープン戦は野手として出場した4試合連続マルチ安打と打撃でどさん子ファンを魅了した。
まずは初回2死。西武の開幕投手、岸の内角の変化球にクルッと回転。振り抜いた打球は鋭く右前へ抜けた。四回にも岸の決め球カーブを右前打。それでも「まだまだ打席での集中力を高めていかないといけない。打ち損じも多い」。打って浮かれず、3、4打席の凡退の反省を真っ先に挙げた。
8日の阪神戦では5回1失点と好投。すでに投手として先発ローテ入りを決めているが、打者としても存在感が増すばかりだ。
栗山監督は「ボールの見極めとか成長はもちろんある」と評価。中6日で投手として先発する合間に、野手出場は当初、2試合を予定していたが、3試合に増やすプランも浮上している。2年目の大谷は投打両面において必要不可欠な存在になっている。