ハム中田、自分に怒った…三塁で拙守

 「オープン戦、日本ハム0‐5中日」(15日、札幌ド)

 自分に対しての怒りがこみ上げてきた。記録に表れない“失策”が失点に絡み、いら立ちを隠せない。日本ハム・中田は「話にならない。その一言。チームの足を引っ張ってしまって、中途半端な気持ちでやってるから全てが悪循環」とぶ然と振り返った。

 悔やんだプレーは二回1死満塁。谷繁の三ゴロで併殺という場面で打球をはじき、三走・森野の生還を許した。チェンジのはずが、次打者堂上直に2点適時打を浴び3失点だ。

 三塁に挑戦する主砲は、連日守備練習に時間を割く。この日も40分の特守をこなし試合に臨んだが、実戦では悪戦苦闘の日々。栗山監督は「(失敗を)どんどん経験して糧にしてほしい」と、苦い経験をバネに自力ではい上がることを期待した。

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