佑ちゃんローテ入り決めた!課題克服
「イースタン、西武1-4日本ハム」(18日、西武第二)
日本ハム・斎藤佑樹投手(25)が18日、イースタン・西武戦(西武第二)に先発し6回を4安打1失点と好投。開幕ローテへの最終テストと位置づけられた登板で合格答案を出し、ローテ入りを決めた。
佑ちゃんがシーズン開幕へきっちり照準を合わせてきた。最速143キロの直球に、カットボールを織り交ぜ、アウト18個のうち13の内野ゴロを築いた。前回12日は毎回先頭打者を許したが今回は1度だけと課題も克服。「試合をつくる展開になると、楽になりますね。こういう投球が平均的にできればいいですね」。笑顔で答える姿には手応えがにじんでいた。
2軍首脳陣は総じて高い評価をつけた。西監督は「何がいいって球そのものがよくなっている」。昨秋フェニックス・リーグ以来の実戦を見た同監督は見違える球筋に目を見張る。加藤投手コーチも「十分1軍ローテでやっていける」と太鼓判を押した。次週25日以降のイースタン・リーグでの調整登板を経て、公式戦に向かう。