ハム中田“定位置”左翼で攻守連発

 「オープン戦、ヤクルト4-5日本ハム」(21日、神宮)

 昨年まで守っていた“定位置”で、日本ハム・中田が躍動した。オープン戦2試合目となる左翼スタメンで、好守を連発した。

 今年は三塁の練習に時間を費やしてきたが、外野のブランクは感じさせなかった。まずは五回無死一塁。左前打で三塁を狙った一走の畠山を、鋭く正確な送球で刺した。

 七回2死一、二塁でも左前打で本塁を狙った二走・畠山を、好返球で三塁で足止めさせた。「自分が今までやってきたところなんでね。(守備に)入りやすいね」と振り返った。

 三塁コンバートを命じた栗山監督は、今後の起用について悩みを深める。「特長が出たね。素晴らしい。(起用法は)考える」。開幕左翼スタメンへ気持ちが傾いているのは確かだ。

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