おかわり開幕アウト?伊原監督が断念
「オープン戦、西武2-6ロッテ」(21日、西武ド)
西武が主砲不在で開幕を迎える可能性が高くなった。伊原春樹監督(65)は21日、左脇腹痛などの影響で調整が遅れている中村剛也内野手(30)について「ここまできたら開幕どうのこうのじゃない。無理でしょう」と、28日の楽天との開幕戦(西武ドーム)の起用を断念する考えを示した。
出場を予定していたこの日のロッテ戦を欠場。キャンプ中に痛めた左脇腹は回復したが、今度は背中に張りを訴えている。3日ぶりに行ったフリー打撃は軽いスイングに終始。マッサージや電気治療を受けた。
ここまで実戦は2試合で計2打席のみ。22日は様子を見て出場するかを判断する。状態が上がれば開幕に間に合う可能性もあるが、伊原監督は「(シーズンは)144試合もあるんだから」と無理をさせない構えだ。