大谷でた~プロ最速タイ157キロ
「オープン戦、巨人2‐3日本ハム」(22日、東京ド)
日本ハムの大谷がオープン戦最後の登板を快投で締めた。初めて対戦する巨人を相手に、自身プロ最速タイの157キロをマークするなど、5回5安打無失点、4奪三振。開幕ローテ入りを確実にした。
「すごい打者ばかりで気が抜けなかった中で、納得のいく投球ができました。開幕前にいい勉強になりました」と笑顔で振り返った。
直球主体の投球で抑えることをテーマにし、決め球の高速カーブを封印。思い切り腕を振り、150キロ台の快速球中心の組み立てでG斬りだ。三回には直球で坂本のバットをへし折り三ゴロに仕留め、ニンマリだ。
これでオープン戦は計13回を投げ2失点。キャンプ中は大谷に“バカヤロー”を連発した栗山監督も「前に進んでいる。評価する」と合格点を与えた。
開幕後の起用法については「投手だけじゃないから、チーム事情も考えて決める」と説明。外国人野手が不調のため、開幕カードのオリックス戦は野手で出場の見込み。2カード目のソフトバンク戦で先発させるプランを立てている。