オリ・井川 古巣阪神に4回1失点
「オープン戦、阪神3‐7オリックス」(22日、京セラ)
オリックス・井川が古巣・阪神を相手に4回3安打1失点。移籍3年目で初めての開幕ローテを、ほぼ手中にした。順調にいけば開幕カード・日本ハム戦の2戦目に先発する。
二回、マートンに中越えソロを浴びたが、最速142キロの直球とチェンジアップを中心に安定感を発揮。「シーズンの緊張感を持ちながら投げようと思った。細かいコントロールミスはあったが、現時点ではまずまず」と振り返った。4回51球で降板したが、その後ブルペンで約30球を投げ、公式戦登板を見据えた。
森脇監督は「登板ごとにいいものが出ている。マエストリや松葉、東野、吉田一も含めスタンバイしてほしい」と評価。高山投手コーチも「開幕ローテの可能性は十分ある」と太鼓判を押した。