楽天が相馬市に「こどもドーム」建設
楽天の立花陽三球団社長(43)が24日、コボスタ宮城で会見し、相馬市に室内運動場「相馬こどもドーム」を建設する計画を発表した。建設費約2億円を募金によって集め、年内の着工を目指す。
同施設は約1200平方メートルの室内運動場。会見で立花社長は「子供たちの運動不足、肥満傾向にあることが問題視されている」と、説明。東日本大震災後に、子供たちが体を動かせる場所が乏しくなっていることを理由に建設を決めた。
「1人でも多くの方々にご賛同いただきたい」と募金を呼びかけた同社長。松井裕ら新人9選手が賛同したことも明かし、松井裕の反応として「『こういうことはぜひ寄付させてください』と言ってくれた」と語った。募金は「屋内スポーツ施設建設募金団体」への振込を主とし、今後、球場などに募金箱も設置される予定という。