内川が決めた!会心弾でソフトB3連勝

 「ソフトバンク3‐2ロッテ」(30日、ヤフオク)

 試合後のコメントに喜びが凝縮されていた。同点の八回。ソフトバンク・内川が至福の数秒間を堪能した。「あの時間が止まってくれたらいいと思った」。ロサの148キロを捉え、左中間最深部への決勝2号ソロ。滞空時間の長い放物線だった。

 開幕戦で1号3ランを含む4安打を放ち、第2戦では2安打。この日は三回にも右前打で好機を拡大し、先制点につなげた。4番李大浩とともに記録した開幕から3試合連続マルチ安打は、チームでは00年の小久保裕紀(現日本代表監督)以来となった。

 昨季は自己最多の19本塁打を放ったが、今季は開幕から3試合で2本塁打。「自分が一番びっくり」と謙遜するが、自主トレで取り組んだ「力を抜いて、インパクトの瞬間に最大のスピードを出す」というスイング改造の成果が早くも出た。

 今季はオープン戦でも3本塁打。落合博満(現中日GM)に並ぶ7年連続打率3割に挑む打撃は進化を続けている。

 チームは2年ぶりの開幕3連勝。オープン戦は2分けを挟んで13連勝でフィニッシュしており、合わせれば16連勝だ。プロ野球記録のシーズン99勝を挙げた1955年の開幕10連勝が球団記録だが、今季の勢いもまだまだ止まりそうにない。

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