巨人、打線好調でも超異例ナイター練習
巨人は31日、異例のナイター練習を行った。1日からのDeNA3連戦を行う横浜スタジアムで、ナインは着々と準備を整えた。
17時すぎ。肌寒い中、選手が続々とグラウンドに集まる。練習前に選手だけで約5分間、ミーティングを行った。主将の阿部は「シーズン中の相談」と多くは語らなかったが、士気を高めたもよう。ナイター照明の中で、投内連係やフリー打撃などを約2時間、みっちり練習を行った。
巨人が開幕直後、しかも6連戦前にナイターで全体練習を行うこと自体が極めて異例。開幕カードが東京ドームだったため、寒さ対策や屋外の球場に対応するためだ。
昨季も開幕カードは東京ドームで、開幕2カード目が横浜だった。4月4日のDeNA戦では、高橋由が走塁中に左ふくらはぎを痛め離脱。同じ失敗は繰り返したくない。
原監督は「人事を尽くしてということ」と説明した。阪神との開幕カードは勝ち越し。打線も絶好調の原巨人だが、油断も慢心も全くない。