竜川上5回2失点も悔い「先取点が…」
「中日0‐2巨人」(4日、ナゴド)
五回で2失点なら試合をつくったといえる。だが、それでは許されない現実があった。粘りの投球で何とかしのいでいた中日・川上が四、五回と1点ずつ失って、5回を7安打4四死球2失点。今年の開幕投手の勝ち星はまたもお預けとなった。
四回1死一塁から、橋本に先制の右線適時二塁打を許し、五回1死三塁からはアンダーソンに左前適時打。中盤になってスタミナが切れた。
「先取点を与えたのがよくなかった。それに1点で防ぎたかった気持ちがありますね」。味方が0行進を続けていただけに降板後は悔しさをにじませた。
開幕投手を務めた3月28日の広島戦では、6回2失点。2試合連続で先発投手の役目は果たしたが、敗戦の事実はやはり苦すぎる。