ハム5連敗…栗山監督の目に涙

 「日本ハム7‐11楽天」(8日、札幌ド)

 打線が追い上げても出てくる投手陣が打ち込まれては、日本ハム・栗山監督にも打つ手はなかった。1点差に追い上げた七回1死一塁。3番手・榎下が聖沢に右中間を破る適時二塁打を浴びると、栗山監督は目に涙を浮かべ、苦々しく戦況を見つめた。

 今季ワースト20被安打で2桁11失点。投壊が止まらず屈辱の5連敗。栗山監督は「最少の点差でついていかないといけないのに。悔しい」と唇をかみしめた。

 打線の奮起に応えられなかった。5点差の三回には中田の左越え2ランなどで1点差も、2番手谷元が五回に岡島に中前適時打を浴びた。それでもその裏、再び中田が左犠飛を放って追いすがったが、七回に榎下、金平がつかまり5失点で敗戦濃厚となった。

 5連敗中は先発、リリーフ陣が乱調続きだ。計35失点。「自分たちのゲームをしっかりしないといけない」。早速リリーフのてこ入れとしてこの日3失点の金平と鍵谷の入れ替えを決断。投手陣立て直しへ頭を悩ませていた。

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