森脇オリ8連勝ならず…4月初黒星
「オリックス3‐6ロッテ」(9日、京セラ)
オリックスが4月初の黒星を喫した。森脇監督就任後、最長となっていた連勝は7でストップ。「もう少し攻撃も守備も助け合うことができたら、違うゲームになったと思う」。感情を抑えるようにして、淡々と話した。
悔やまれるのは2‐1の五回だ。1死一塁で加藤の高いバウンドの当たりを一塁手・ベタンコートが好捕。ただ、ベースカバーに入る岸田との呼吸が合わず、安打になってしまった。この後、井口の左中間二塁打で逆転を許すことになった。指揮官は「余分にアウトを取らないといけなくなってしまった」と敗因の一つに挙げた。
六回途中で降板した先発の岸田も、5失点全てが2死から許すもったいない内容だった。「球が高く、粘ることができず本当に残念」と悔やんだ。
「反省して学んでいけば、もっとたくましいゲームができる」と森脇監督。連勝はいつかは止まるもの。再び上昇気流に乗るためには、この敗戦を糧にすることが大事だ。