オリ移籍助っ人コンビで一発攻勢逆転星
「オリックス6‐4ロッテ」(10日、京セラ)
オリックスが移籍外国人コンビの一発攻勢で試合をひっくり返した。2‐4の七回2死一、三塁で1番・ヘルマンが、フルカウントから甘く入った変化球をフルスイング。「浮いた球をうまく捉えることができた」。西武に在籍した過去2年で7本塁打。決して長距離打者とはいえない助っ人が、左翼席に逆転3ランをたたき込んだ。
八回には、リーグ本塁打王のペーニャが、左中間スタンドに7号ソロ。リードを広げ、勝利を盤石なものにした。
今季、ヘルマンは西武から、ペーニャはソフトバンクから加入。そこに新外国人のベタンコートを加えた“スペイン語トリオ”はとても仲がいい。「同じ言語でしゃべるので、リラックスして試合に挑むことができる」とヘルマン。アットホームな雰囲気が、相乗効果をもたらしている。
チームは連敗を免れる大きな1勝を挙げた。「我々は去年とは違うというのを見せていかないといけない」と森脇監督。新戦力の活躍が、スタートダッシュを支えている。