侍J女子代表候補合宿 兼子猛アピール
侍ジャパン女子代表候補の合宿が12日、埼玉県行田市総合公園野球場で行われた。この日は関東からの選抜チームとの試合、ミーティングなどを通じて9月、宮崎市で行われるW杯に向けての強化を図った。
試合では、大倉孝一代表監督(51)が「とにかく自由にやらせた」と、個々の能力の見極めを重視。同監督の掲げる隙のない野球に適応した1人が、2番・二塁手で出場した兼子沙希内野手(21)=平成国際大=だ。
守っては3度の併殺を完成させ、バントや重盗での生還など「自分のスタイルに合った野球ができました」と笑顔。大学野球部の浜本監督が「盗塁失敗を見たことがない」という足を「最大限生かして、代表に残りたい」と猛アピールした。