日ハム・栗山監督12失点黒星に涙目
「楽天12-0日本ハム」(18日、コボスタ)
今季ワースト12失点での一方的な大敗に、日本ハム・栗山監督が目を潤ませた。開幕投手を託した吉川が3回1/3を5失点の乱調。またしてもKOされ、エースが3連敗だ。指揮官は「単純に言うことでよくなってるなら、とっくに言ってる。なんとかしてやりたい」と打たれる原因が分からないとばかりに首をひねった。
不振脱出へ、制球を安定させるため初回からセットポジションで投球。それでもこれまで同様、立ち上がりから制球に苦しんだ。初回から毎回四球を与え計7四球。吉川は「力不足以外のなにものでもない」と肩を落とした。
11日以来の借金1。左腕エースの今後の処遇に指揮官は「1日じっくり考えたい」と2軍再調整を含め、熟考して結論を出す構えだ。