オリ森脇監督、継投失敗を今後の糧に
「オリックス2-4ロッテ」(7日、京セラ)
継投が裏目に出て、競り合いを落とした。オリックス・森脇監督は「詰めが甘かった。勝利へ導けるよう、僕の課題にする」とすべての責任を受け止めた。
1点リードの五回、先発井川が1死から四球を出し交代。しかし代わった比嘉が2死一塁からサブローに左中間適時二塁打を浴び同点にされた。
さらに七回から登板した3番手の馬原も、2死三塁から再びサブローに左前へ決勝打を打たれた。移籍後初黒星を喫し「流れ的に抑えなければいけない場面だった」と悔やんだ。
森脇監督は「いつも完璧というわけにはいかない」と振り返った。比嘉についても「ここまでは完璧な仕事をしてくれていただけにね」と信頼して送り出した結果を強調した。
勝利投手の権利を目前に降板させた井川については「球数が、かかっていたからね。でも粘れるようになっている。よく投げてくれた」と、4回1/3で95球の球数を考慮した形だ。
ゴールデンウイーク9連戦を4勝5敗と負け越し、首位・ソフトバンクと1ゲーム差がついた。「交流戦まで残り9試合、成長するように導かなければと強く感じる」と森脇監督。この黒星を、今後の糧にする。