オリ西、球団タイの7戦7勝に挑む
13日・楽天戦(コボスタ宮城)に先発するオリックスの西勇輝投手(23)が12日、球団タイ記録となる登板7試合全勝を誓った。現在ハーラー単独トップの6勝0敗で、防御率も0・96で2冠。12日も勝てば、1939年・阪急時代の高橋敏が達成した7戦7勝に並ぶ。
この日は神戸市西区の青濤館で、キャッチボールやダッシュなどを行い調整。「1戦1戦、戦うだけ。自分の役割をしっかり果たせば大丈夫。負けたくない」と話した。
楽天戦は、今季初登板の4月1日に7回2失点で勝利した。チームも今季6戦全勝と好相性。新たにボウカーが加入したが「9人(の打線)として見れば怖いかもしれないが、ボウカー一人ならそう怖くない」と自信を持って挑む。「前回の対戦とは打順が変わっているので、しっかり投げたい」と自分の投球を心がける。
チームは5月に入り10試合で3勝7敗と負け越し。首位・ソフトバンクに2ゲーム差の2位。「4月にいい試合ができていたし、取り返せると思う。先発が長いイニングを投げることを心がければ、結果は出せる」。3、4月月間MVP男の力で、再び流れを呼び戻す。