森脇オリ、マエケン攻略で接戦制す!
オリックス・森脇監督(53)が23日からのセ・リーグ首位広島との首位対決に自信を見せた。22日、チームはほっともっと神戸で全体練習。広島はセ・リーグトップのチーム防御率3・43を誇るが、接戦に持ち込んで倒すつもりだ。
特に初戦はオリックスは金子、広島は前田が先発。エース対決とはロースコアが予想される。「接戦は好き。ピンチをどうしのぐか、どう点を取るか。しんどいが、やりがいはある」と森脇監督。その上で「うちの選手も去年より今年、4月より5月と精度は上がっている」と、選手の成長に自信を見せた。
今季、2点差以内の試合は12勝5敗。接戦に持ち込めば粘りを発揮できる。それだけに「エルドレッド、キラの両外国人も怖いが、小技の利く選手も怖いね」と、菊池ら“いやらしさ”を備えた選手には警戒感を強めた。
小川打撃コーチは、前田の攻略法について「甘い球が来れば初球から打ちにいく準備が必要。いい投手なのは分かっているが、わずかな隙はある。そこを逃さず攻めること」と、一撃必殺の大切さを説いた。
森脇監督は「挑戦者のわれわれとしては、前田との対決はいつも以上にワクワクするね」と、決戦を待ちわびていた。