オリ・ペーニャ推定150メートル驚弾
「交流戦、DeNA1-7オリックス」(25日、横浜)
オリックス・ぺーニャの驚弾が横浜の夜空に消えた。初回1死二、三塁で右翼中段へ14号3ランを放つと、八回は左中間場外へ推定150メートルの15号ソロ。「応援に来てくれた皆さんのためのホームランです」とヒーローインタビューで笑顔をふりまいた。
初回の3ランで手応えをつかんだ。10日・日本ハム戦以来、出場8試合ぶりの本塁打に「数試合(本塁打を)打ててなかったので、しっかりコンタクトするよう考えていた」と振り返った。
最近5試合は14打数4安打。絶不調ではないが、交流戦のパ・リーグ主催試合はDH制がなく、出場機会が減っていた。試合前にはDeNA・ブランコから「調子が悪いときは悪いボールに手を出さないことだ」とアドバイスをもらった。
九回には2死一、三塁から三塁へ内野安打を放ち、4打数3安打5打点。再び本塁打&打点で単独トップに立った大砲に、森脇監督は「試合前『横浜から頑張るよ』と言っていたからね。パワーもたまっていただろう」と頼もしそうに話した。
この勢いにT‐岡田も続いた。四回先頭で打席に入ると、右中間最上段へ運び、2試合連続の5号ソロ。4月26日・楽天戦以来、今季2度目の競演でチームは3連勝。貯金は「15」まで増えた。