中日の19歳浜田、止まらん3連勝
「交流戦、中日2-1ソフトバンク」(25日、ナゴド)
19歳左腕がパ・リーグ打率1位の強力打線をねじ伏せた。中日・浜田が八回2死まで4安打、6奪三振、1失点に抑え、初先発から3連勝。中日10代投手の初先発初勝利からの3連勝は、1987年の近藤真市(現投手コーチ)以来、27年ぶり。チームは4連勝となった。
「気持ちで押せたところが一番よかったと思います。強打者ぞろいということで、投げる前から気合を入れていました」
胸元を突いたかと思えば、変化球でかわす。140キロ台前半の速球に、急速差20キロ以上あるスライダーやフォークなどの変化球を巧みに織り交ぜた。「強力打線ですからね。不安より楽しみの方が大きいですね」と語っていたとおり、度胸満点のマウンドさばきだった。