仙さん腰痛休養…社長は当面の不在示唆

 「交流戦、ヤクルト4-1楽天」(26日、神宮)

 楽天・星野仙一監督(67)が26日、腰痛を訴えて、神宮でのヤクルト2回戦を休養した。試合前、星野監督と会談した立花陽三球団社長(43)が会見し、発表した。今後は状態を見ながら、星野監督不在の間は、佐藤義則投手コーチ(59)が指揮を執ることになる。

 試合開始30分前に衝撃が走った。会見した立花社長は「星野監督が、少し前から腰を痛めていまして、きょうは悪化した。歩行が困難なほどだったので、きょうはお休みとさせていただくことになりました」と発表した。

 星野監督はこの日、通常通りユニホーム姿で球場入り。だが練習時間になってもグラウンドに姿を見せなかった。クラブハウスで三木谷球団オーナー、立花社長と話し合っていたとみられる。

 関係者によれば、星野監督は試合前に病院へ行って治療を受けたが良くならず、自ら休養を申し出た。試合前のミーティングでは、選手を前に「1日休む」と話したという。試合前にチーム宿舎に戻り、この日は静養に努めた。

 今後はヘッド格でもある佐藤投手コーチが指揮を執る。復帰について立花社長は「まだ詳しいことは何も決まってない」と話しながら「次は(28日の)巨人戦。すぐに戻ってくるようなことはないと思う」と、当面の指揮官不在を示唆した。

 星野監督にとって腰は長年の持病。2010年の就任当初、秋季キャンプも歩行困難な腰痛に悩まされ「あれは人生で一番きつかった」と振り返っていた。球団関係者は手術の可能性について「それも含めて、これから話し合っていかないと」と語った。昨年の日本一チームに、最悪の事態が訪れた。

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