西武助っ人メヒアはデストラーデ級だ
メヒアはデストラーデ級!西武・伊原春樹監督(65)が30日、交流戦打率5割で首位打者のエルネスト・メヒア内野手(28)を大絶賛した。
「カブレラとは違うタイプで、右のデストラーデ。広角に打てるし、打率もそんなに下がらないだろう。西武の歴代外国人でも上の方だね」。伊原監督のメヒアへの賛辞は止まらない。自らもよく知る黄金時代を支えた最強助っ人を引き合いに出すほどだ。
メヒアはデビューから11試合連続安打中。甲子園での阪神2連戦では計6安打と爆発した。シーズン途中のデビュー戦で本塁打を放ったのは本家デストラーデと同じ。メヒアが加入後の西武の平均得点は6で、合流前の3・02点からほぼ倍増と、まさに“メシア”級の活躍だ。伊原監督は「メヒアが入って序盤とは全く違う打線になった」と目を細めた。
31日の中日戦(西武ドーム)ではエース岸を立て、今季初の3連勝を狙う。伊原監督は「3連勝?もちろん」と意気込んだ。「右のデストラーデ」が大逆襲のキーマンになる。