三菱重工神戸、延長制し都市対抗決めた
「都市対抗野球・近畿地区第2次予選、三菱重工神戸1‐0で日本新薬」(30日、京セラ)
第1代表決定戦が行われ、三菱重工神戸(神戸市)が延長12回、1‐0で日本新薬(京都市)を振り切り、2年ぶり31回目の都市対抗出場を決めた。先発の守安玲緒投手(26)が5安打完封した。日本新薬は大阪ガス(大阪市)との第2代表決定戦にまわる。
大エースだ。2次予選に入って4試合で3完封の三菱重工神戸・守安。この日は先の見えない延長だが「いつか点を取ってくれる」と右腕を振り続けた。第1代表は初めてだが「(出場を逃がした昨年のような)あんな思いをしたくない。今日がラストのつもりだった」と、気迫で勝利を手繰り寄せた。