G原監督、父に捧げる交流戦単独首位
「交流戦、オリックス1‐2巨人」(1日、京セラ)
原監督の父・貢氏(享年79)の訃報が発表されて一夜明け、原巨人が4月23日以来の3連勝で交流戦単独首位に立った。指揮官は「この2試合は粘りと運が我が軍に来たということですね」と言葉に力を込めた。
球場入り直後のミーティングで選手、スタッフに父の訃報を報告。全員で黙とうを捧げて試合に臨んだ。五回に先制の適時二塁打を放った亀井は「監督の気持ちもあるだろうし、勝利という形でオヤジさんに届けばいいと思います」とホッとした表情を浮かべた。
前夜は5時間1分の熱戦を制し、この日は中盤に挙げた2点を6人の投手リレーで守り切った。原監督は「全員で戦っているわけですからね」。パの首位を走るオリックス相手に地力を見せ、一丸ムードに目を細めた。
球場入りの際、待ち受けた報道陣の前で立ち止まり、「昨日は素晴らしい報道をしていただきありがとうございました」と頭を下げた指揮官。少しずつかみ合い始めた歯車に手応えを感じた様子だった。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる日本ハム 63年ぶり開幕3連勝 野村2打席連発に新庄監督“降参”「バツしてどうもすいませんでした」
ロッテ ボール消えて“珍”決勝点 王者ソフトバンク3連倒 19歳・木村がプロ初登板初勝利
巨人・石川 プロ初勝利 昨オフDeNA戦力外の左腕が5回0封 母校・横浜高Vの日に節目の一歩
オリックス・ラオウ お目覚め1号 4番以外打順シャッフル 期待に応えた「周りから認められるバッターに」
楽天・ドラ1宗山 プロ初マルチ 開幕3戦連続安打「先につながっていくいい試合になった」
DeNA・松尾“待ち望んでいた”プロ1号 攻守に躍動「気持ち良くダイヤモンドを回れた」
ソフトバンク 歴史に残るつまずき 37年ぶり開幕3試合3連敗 防具にボールが挟まり決勝点
巨人・マルティネスが移籍後初セーブ 八回大勢と新たな方程式 阿部監督「やっぱり安心感がある」