京セラ最多3万5982人観衆も…オリ連敗

 「交流戦、オリックス1‐2巨人」(1日、京セラ)

 オリックスに元気がない。京セラドームの試合では05年の実数発表後最多となる3万5982人が来場したが、交流戦今季初のカード負け越し。森脇監督は「勝ちを見せるのが義務だと思う」と申し訳なさそうに話した。

 運にも見放された。象徴的だったのが五回の守りだ。無死二塁で、村田のボテボテの当たりは投手への内野安打。1点を先制された後、2死三塁では杉内の打球が高く弾み、捕手・山崎勝が懸命に投げるもセーフ。4敗目を喫したディクソンは「ハードラック」と苦笑いを浮かべた。

 この日、中継ぎの比嘉が左膝痛で出場選手登録を抹消。リーグ首位打者の糸井は、自打球を下唇に当てて交代した。「チームとしてカバーしないといけない」と指揮官。ここが踏ん張りどころだ。

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