中畑De4連勝!グリエル効果出たゼ

 「交流戦、西武2‐5DeNA」(3日、西武ド)

 芽生えた危機感が、DeNA打線爆発を誘発した。三回、2死一、二塁から4番・ブランコが2点二塁打。続く5番筒香は5月15日以来となる7号2ラン。4点の先制点が快勝をもたらす結果に、中畑監督は「グリエル効果?出ていると思う」と笑顔満開だった。

 グリエルの加入で2つの競争が生まれている。外国人枠争いは、主砲ブランコといえどもその渦中に置かれる。二塁手・石川が外野に回ることで、外野のレギュラー争いも勃発している状況だ。

 ブランコは「一緒にやれるのは楽しみ。きょう本塁打を打ったのは聞いているよ」と言いつつ「自分のポジションを守るのも。もちろんだ」。筒香は「人が来たから変わるということはない。結果を出さないといけない立場は変わらない」と緊張感を口にした。

 競争激化は指揮官の望むところ。今後の起用法を「ものすごくぜいたくな悩み。今までとは違う。状態の悪い人は落ちていく。平らな目線で見極めることがチームにとって必要」と気を引き締めた。

 試合後、他球場の結果次第では交流戦同率首位になることを告げられた。「え?何言ってるの?。首位?耳を疑うわ。ビックリするわ」とにわか関西弁で困惑を表現。とりあえずヤクルトと同率5位に浮上。グリエル効果でさらに上を狙う。

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