楽天投壊で遠い連勝 前夜劇勝の勢いは…
「交流戦、楽天1‐9阪神」(4日、コボスタ)
前夜の興奮と勢いは、序盤に消え去った。楽天が投手陣の崩壊で大敗。4月19日以来チームに連勝がなく、佐藤監督代行は「この壁、破れませんね。頑張ります」と肩を落とした。
先発の川井、2番手の上園が三回までに7失点と大乱調。「しっかり抑えないといけなかったけど抑えられなかった。それだけです」と川井。打線も初回の相手のミスによる1得点のみで、藤浪を攻略できなかった。「荒れてて、やっかいな投手」と、指揮官も脱帽するしかなかった。
3点差をひっくり返し、劇的サヨナラ勝利に沸いた前夜。今度こそ連勝の期待も高まったが、投打ともに見せ場なく終わった。白星の数は5月から10回。その次の試合は全て2得点以下に終わっている。オセロ状態が、いつまで続くのか。