オリ西、ビデオ分析でグリエル斬りや
オリックス・西勇輝投手(23)が10日、先発予定の11日・DeNA戦(京セラ)に向けて、ほっともっと神戸で練習を行った。DeNAはキューバからグリエルが加入し、破壊力がアップ。強力打線と対戦する前に、ビデオで分析してから臨むことを明かした。
「僕は見ない人。イメージが大切なので」と、実は映像を事前に見ることはあまりない西。方針を変えるのは、8日に猛打賞デビューを飾った“キューバの至宝”の存在が大きいからだろう。「則本も抑えたし、自分なりに攻めたい」と、9日にDeNAを完封した楽天の同級生に続く快投を誓った。
もっとも、警戒するのはグリエルだけではなくブランコらが居並ぶ打線全体。「低めに投げて打たせるピッチングをしたい」と持ち味の制球力で手玉に取るつもりだ。
ここ2試合は好投しながらも連敗。「自分が点を与えなければ負けない」と、綿密な予習をもとに、より完璧な投球を目指す。