日米野球8年ぶり開催、11月侍強化試合
日米野球が8年ぶりに開催されることが10日、発表された。「侍ジャパン」として小久保裕紀監督が率いる日本代表が米大リーグ機構(MLB)のオールスターチームと対戦する。第1戦は11月12日に京セラドーム大阪で、同14日から16日までは東京ドームで3連戦を行い、同18日に第5戦を札幌ドームで開催する。同20日には沖縄セルラースタジアム那覇でエキシビションゲームを行う。
大会に先立ち、日本代表は同10日にヤフオクドームでソフトバンクと日本ハムの連合チームと強化試合を行い、MLBオールスターチームは同11日に甲子園で阪神と巨人の連合チームと「日本プロ野球80周年記念試合」を行う。
小久保監督は「真剣勝負を見ていただきたい」とコメント。プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「常設化された侍ジャパンとの対戦という新たな形で日米野球を実現できることをうれしく思う」と話し、MLBのセリグ・コミッショナーは「長年にわたるベースボールの伝統が復活する」と期待した。