G4連勝で堅首!ハム大好き4戦全勝

 「交流戦、日本ハム2‐11巨人」(12日、札幌ド)

 巨人自慢の重量打線が復活だ。日本ハム投手陣をメッタ打ちにし、16安打で11得点の大勝。5月7日以来の2桁得点をマークし、貯金は今季最多の9となった。原監督は「いい点の取り方をしてくれた。躍動感のあるゲームだったと思う」とうなずいた。

 役者がそろえば強い。チームの中心を担う坂本、村田、阿部、長野の4人で計8安打。指揮官は「慎之助が非常にいい状態に戻ってきたのが大きい。(安打の出る間隔が)3分の1拍子から4分の1拍子になってきたかな」と独特の言い回しで喜んだ。

 一時は球団ワーストの19試合連続1桁安打と湿り続けたが、完全に底は脱した。先制打を含む3安打で5月5日以来の猛打賞を記録した坂本は「久しぶりに思い切ったバッティングができた」と声を弾ませた。

 日本ハム戦は4戦全勝で、交流戦とセ・リーグの首位をキープ。「今日に関してはいろんな意味で想定通りだった」と指揮官。いよいよ大本命が波に乗ってきた。

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