オリ交流戦Vへ中5日でディクソン先発
オリックスのブランドン・ディクソン投手(29)が21日のヤクルト戦(神宮)に中5日で先発する。2010年以来4年ぶりの交流戦制覇へ、残り2試合を負けられない中で先陣を担う。
20日は神宮室内練習場で軽めの調整を行い「チャンスがある限り、やるだけ。自分のやるべきことに集中して投げたい」と気合を入れ直した。
昨年のヤクルト戦は5月28日に先発して、4回2/3を6安打2失点。リリーフ陣の頑張りでチームは勝利した。「中5日は問題ない。打線のいいチームなので、去年よりもいいピッチングができるように頑張りたい」と力強い言葉を発した。
森脇監督は「ディクソンは(金子、西とともに)投手3本柱の中の1人。自分の思い描くものを出してほしい」と信頼して送り出す。自力での逆転Vは消滅しているが、「シーズン終盤の優勝争いを勝ち抜くためにも、勝ちたいとか負けられないというアドレナリンを出したい」と連勝へ全精力を傾ける。