鷹連覇へ9点爆勝!柳田26戦連続出塁
「交流戦、ヤクルト6-9ソフトバンク」(20日、神宮)
自慢の強力打線が逆転での交流戦2連覇に向けてエンジン全開だ。ソフトバンクは三回に四球を挟んでの7連打など打者一巡の猛攻で7点を先行。主導権を握り、そのままヤクルトに2連勝した。
核の一人は3番の柳田だ。三回も無死一、二塁で左翼線へ先制の2点二塁打を放った。フルスイングが魅力の左の長距離打者だが、外角球を逆らわず反対方向へはじき返し「いい場面で打てて良かった」と喜んだ。
けがで戦列を離れている内川に代わる3番打者として、穴をきっちりと埋めている。3打数2安打で交流戦打率は12球団トップの・395。それ以上に、堅実に出塁する姿が目立つ。この日も3~5打席目は四球を選び、無安打だった前日も3四球。5月15日から26試合連続出塁と打線を支えている。
21日からは交流戦首位の巨人と最後の2連戦に臨む。1敗でもすれば優勝を逃すことになる「負けられない」戦いに、勢いに乗った打線が挑む。