G村田が意地見せた!2ラン含む4打点
「交流戦、巨人10‐5ソフトバンク」(22日、東京ド)
屈辱から一夜、巨人・村田が意地を見せつけた。9号2ランを含む2安打4打点。前日、九回無死二塁で代打・高橋由を送られた主砲は「ホームランは完璧。歯がゆい気持ちも残ってたし、結果を出すしかないと思っていた」と胸をなで下ろした。
初回の“凡打”で硬さが取れた。無死満塁で三ゴロに倒れたが、その間に三走・坂本が先制のホームを踏んだ。記録上はこれがV打点に。「何もしないより、1点入って良かった」。打点がついたことが、次打席の一発につながった。
自宅での素振り、早出でのロングティー。ルーティンこそ変えなかったが、そこに「悔しさ」を刻み込み臨んだ一戦。「次の日をしっかりやろうと思っていた。良かったですね」。試合後、4番の表情に明るさが戻った。